社長挨拶 MESSAGE みなさん、30年後日本をどんな風に想像しますか? 大半の日本人は30年先どころか3年先すらあまり考えていないと言われるのではないでしょうか。そもそも国とは国民と領土から成り立ちます。まさか日本が他国からの侵略を受ければ国自体が無くなってしまいますし、国民が日本という国を見限って他国にどんどん移民していけば、同じく国は無くなってしまいます。いやいやそんな未来は無いでしょうと多くの日本人は思うのかもしれません。しかし日本は今、年々確実に悪い方向に進んでいる国家なのです。 みなさんもご存知のとおり今の日本は世界でもかなりめずらしい極端な少子高齢化の進んだ国家で、年間約50~60万人の労働人口が毎年いなくなってしまっています。 このペースで人口が減少していくと2055年には人口が現在の12600万人から8600万人に、また生産年齢人口すなわち働く人の割合も現在の62%から50%に減少する見込みです。失業率の高いそもそも仕事が無い途上国ならまだしも、世界トップクラスの経済大国がこの様になってしまったら、まさに国家存亡の危機と言えるでしょう。IOT社会が・・・AIが・・・なんていってられません。 それらの技術革新は人間が成すことであり、日本にはそのITエンジニアすら人材不足で多数いないのですから。 私たちインフィニット・グロース社のメンバーは一人たりともこの少子高齢化の日本に向けて容易に海外から外国人労働者を多数入国させてくればいいなどとは考えません。しかし、かと言ってロボットが人間の代わりを全てやってくれる社会がもうすぐ来るなどとも夢見ていません。テーマは『選抜』『教育』『共生』ヨーロッパもアメリカも常に移民問題で論争が絶えない以上、必ず日本の近未来においてもまったく同じ問題が起きるのは間違いない事でしょう。ならばその問題をいかに小さくしていけるか、日本で共生する日本人と外国人が共に幸せに暮らしていける新たな日本社会を私たちの最大の努力で作りあげていく、そんな覚悟を持った志高いメンバーに囲まれて仕事が出来ているそんな幸せな私です。 株式会社 インフィニット・グロース 松岡 将裕